胸を張るための胸椎伸展トレーニング

胸椎伸展運動は胸を張るためには非常に重要になります。
姿勢悪化の代表例として、猫背があるように胸椎は過剰に屈曲する傾向にあるため、改善を試みることは多いのではないでしょうか。

しかし胸椎を含む脊柱の構造上、伸展エクササイズのみを行っても十分な改善を見込めず、可動域改善に難渋することは多いのではないでしょうか。

十分に改善しない理由①|胸椎は3次元で動く

脊柱は3次元で動くため、一方向のみの運動では不十分で、他2方向の改善を図る必要があります。

特に胸椎は構造上、回旋可動性が大きいことから回旋運動の制限は伸展制限に直結しやすくなります。

胸椎可動域改善ストレッチ

側臥位回旋ストレッチ|下方の手で膝を抱え、骨盤-腰椎を固定します。上方の手は下部肋骨を開くように誘導します。回旋と共に、上位肋骨を挙上させながら回旋することで脊柱の生理的な運動(伸展回旋対側側屈)を可能とします。
●四つ這い回旋ストレッチ|股関節を軽度屈曲位で腰椎を固定した状態で胸椎回旋する
●胸椎伸展ストレッチ|股関節屈曲位で胸を床に近づけるように胸椎を伸展する

十分に改善しない理由②|下半身とのバランス

骨盤が前に行くと、上半身を後方に移動させることでバランスを保ちます。
そのため胸椎が丸くなることは姿勢を保つための反応であることから、胸椎伸展の可動性が改善しても、下半身が前方偏位したままでは姿勢・動作は変化しないと考えられます。

胸椎伸展可動域改善には、股関節を屈曲させ下半身を後方へ偏位させた状態でのトレーニングなど、下半身の関係性を考慮する必要があると考えます。

胸椎伸展トレーニング

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