回旋動作に必要な捻転差

投球動作時に必要とされる捻転差を作るには、骨盤と胸郭の分離が必要となります。
骨盤と胸郭の回旋差を大きくすることで、骨盤・胸郭をつなぐ体幹筋群(主に腹斜筋)を引き伸ばし、引き伸ばされた体幹筋は元に戻ろうとする力が発生するため、大きく引き伸ばすことで元に戻ろうとする力は強くなります。

そのため、骨盤に対して胸郭を回旋することが捻転差となり大きな力発揮を可能とします。

胸郭を回旋させる土台となる骨盤の安定化

胸郭を回旋させる土台として、骨盤を固定する能力が必要となります。
骨盤を安定化させるためにも、股関節周囲筋及び体幹のインナーマッスルは必須となります。

骨盤に対しての胸郭柔軟性

骨盤を安定化させたら、骨盤に対しての胸郭の柔軟性を改善させます。
ストレッチでは骨盤が動かずに胸郭を大きく動かしましょう。

▶︎回旋のイメージ|足に対して骨盤、骨盤に対して胸郭が動く

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胸郭と骨盤の分離

骨盤の安定化と胸郭の柔軟性を獲得したら、骨盤と胸郭をつなぐ体幹筋のトレーニングを行います。
ここでも骨盤に対して胸郭を動かすことを意識します。

画像2

回旋動作では体幹と股関節を斜めにつなぐ筋を意識してトレーニングします。

捻転差強化トレーニング

以上を基に、捻転差に特化したトレーニングを行います。
ここでのトレーニングは胸郭をさらに細分化し、骨盤に対して肋骨を動かすことを意識します。

以上、
回旋動作に必要な捻転差を獲得する方法についてご紹介しました。

トレーニングをなんとなく行うのではなく、何を目的にどのように動かすのかを意識するとその効果は向上すると考えます。

参考にしていただけたら幸いです。

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平 純一朗|タイラ ジュンイチロウ

Medical Fitness Ligare(https://ligare-matsudo.com)GM 2016-
L-fit.(https://l-fit.org)代表 2017-
トレーナー養成校非常勤講師 2011-
KSL関東サッカーリーグ1部所属チームトレーナー 2016-
V2リーグ女子所属チームトレーナー 2016-
【資格】
理学療法士
日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー

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