動きや力の無駄をなくすための ” 連動性 “

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人間の動きには、運動連鎖という動きの原理・原則があります。

一つの関節や筋肉が動くと、隣接した関節や筋肉も連動して動き、それが連鎖的に全身へ波及していくことをいいます。

力の起点として、大きな力を腕や脚へ伝えることができる

背骨は、筋出力(力を発揮する力)にとっても重要な存在です。

体幹と四肢、上半身と下半身の連動性が獲得され、その動きに滞りがないことで動きのロスがなくなり、そこから繋がるカラダ全体の筋出力の向上が望めます。

様々なスポーツ動作において、一つの筋肉や関節だけで動くよりも、より多くの筋肉や関節が連動してくれれば、より最大限の力を発揮しやすくなりますよね。
柔軟性に加えて、全身が連動して動けるような身体操作能力を鍛えることで、より効率的に爆発的な力を発揮することが可能となります。

関節が安定し、脊柱の柔軟性が改善されたら、脊柱と四肢を連動させ、無駄のない動きを獲得していきましょう。

体幹と股関節の連動性